ひめはな 和だより Nagomi-Dayori

つぼみが開きはじめました。白さにも色々あるように思いますが利休梅（りきゅう・ばい）の白は柔らか。原産は中国の揚子江の下流域でバラ科の落葉樹。明治の時代に日本に渡ってきました。昨年苗を植えて初めての開花です。ようこそ！

緑色の小さな，小さな芽が出てきました。生命の力を感じます。

フリージアの名のとおり爽やかなフルーティーの香りが魅力的。フロリバンダ系（中輪房咲き系）のなかでは珍しい芳香種ですね。咲き始めは中心まできれいに巻いた美しい姿、それから満開になって平たくひろがっていきます。鮮やかな黄色、ちりぎわでも褐色にならず、力強さを感じます。

谷川修太郎さんの詩集，表紙の絵は和田誠さん。まんまるい，にっこり笑顔につられて微笑んでしまいます。5月の薫風は笑顔とともに。

ラナンキュラスはお日さまの光が大好き。幾重にも重なった花びらが春風に揺れています。どんなおしゃべりをしているのでしょうか。花言葉は、「晴れやかな魅力」「華やかな魅力」だそう。幸せいっぱいの笑顔ですね。

石手川の土手沿いに一面さくら桜。桜の花を見上げるのも楽しく、上から花をみるのも格別ですね。今年もまた桜に出会えたことに感謝しています。

2023年10月から半年間、愛媛新聞「四季録」を執筆しました。2024年4月からの半年間も引き続き、毎週水曜日を担当いたします。新年度も、お読みいただけますと幸いです。

球根から１輪ずつ咲くその姿は凛として可憐ですね。白い下向きの花、夜になると花を閉じて昼間のあたたかい空気を抱くとも。日本でスノードロップといわれ親しまれているのは英名「ジャイアント・スノードロップ」。春を告げてくれるような大好きな花です。2024年3月27日（水）愛媛新聞四季録の「スノードロップ」も、よろしければご覧ください。

ミモザが満開です。伊予市にある黄色い丘，2017年からミモザの植樹を続けておられるようです。

雲の上からみる色、その瞬間のきらめき。かけがえのない一瞬を感じます。